紙を工夫する@「うちわに書く」

紙を工夫すると子どもたちも意欲的になることが
多い。この写真は総合的な学習での表現活動な
ので俳句を書いているが、毛筆書写で学習した
課題の中から学期のまとめとして、「うちわ」に書
かせてもよい。画用紙に書いたり、色紙(しきし)
に書いたりすれば、表具した作品のように見えて
文字が栄える。いろ紙や色画用紙に書いてみる
のもいい。
100円ショップに行くといろいろな素材に出会い
創作意欲がわく。この「うちわ」も100円ショップ
である。紙を工夫することのメリットは書いた字
がうまく見えるということだ。ふだん自分の字に
自信がない子がうれしそうに「うちわ」を見つめ
ている。こんな経験を時々意図的に仕組んでや
ることも意義のあることではなかろうか。
材料:うちわ 半紙 のり